私の友達の家のウェルシュコーギーくん。
去年の夏に亡くなった愛犬のカイくんの1歳下の14歳で、足元がふらつくなどコーギー特有の変性性脊椎症(DM)を心配していました。
犬も血液のガンの白血病があり、急性白血病は死亡率が高く、進行が早いのを知っていますか?
去年の年末に友達から「癌(ガン)かもしれない」とメッセージがきていたのですが、今月頭に残念ながら白血病で虹の橋に逝ってしまったコーギーくん。
ということで、今日は「犬の急性白血病とは?友達のコーギーくんを突然襲った怖い症状や治療法まとめ」のお話です。
血液のガン!犬の白血病には慢性白血病と急性白血病がある
愛犬のカイくんのわずか半年後に、白血病で虹の橋に逝ってしまった友達の家のコーギーくん。
私はそれまで、犬にも白血病があることを知りませんでした・・・。
犬の白血病も血液のガンの一種で、血液細胞が腫瘍となって増殖する病気です。
かんたん説明
犬の白血病には、慢性白血病と急性白血病があり、特に急性白血病の場合は数日間から数週間で死んでしまう事も多いです。
犬の白血病で、慢性白血病と急性白血病の違いを説明します。
慢性白血病
慢性白血病は、成熟した血液細胞が増殖してしまう事が原因になります。
白血球が増えすぎてしまったものは、慢性骨髄性白血病といいます。
リンパ球が増えすぎてしまったものは、慢性リンパ性白血病といいます。
慢性白血病の特徴は、いずれも進行が緩やかということが挙げられています。
特に危険な白血病です!
急性白血病
急性白血病は、ガン細胞となったリンパ球が急速に骨髄内で増殖する事が原因となります。
また、免疫機能が低下することにより、二次感染を引き起こす事も多いです・・・。
つまり、正常な血液細胞がどんどん減ってしまうので、進行が早く、死亡する確率が高いのが特徴です。
犬の白血病の症状や治療法
血液のガンの犬の白血病ですが、友達のコーギーくんは最初は血液検査で異常な数値がでて、「精密検査は大きな動物病院でないとできない」といわれました。
白血病の検査は
- 血液検査
- X線検査
- 超音波検査
- 骨髄の生体検査
など。
大きな動物病院でないと設備が揃っていないなどいわれすこともありますが、血液検査で疑う事が出来ます。
友達のコーギーくんは治療の過程で急性白血病とわかり色々と手を尽くしてみたのですが、進行も早く、入院もしたけど最期は看取れてあげれたといっていました。
実際に友達から聞いた、犬の白血病の症状や治療法を説明していきますね。
白血病の症状を知ってください!
犬の白血病の症状
犬の慢性白血病の場合の症状は、進行も緩やかで、ほとんど症状がでないことが多いです。
症状がでたとしても、食用が低下する、嘔吐、下痢など、「他の病気かも?」と思うような症状がでます。
犬の急性白血病の症状は進行がすごく早く、下記のような症状がでます。
- 食欲不振
- 元気がない
- 体重の急激な減少
- リンパ節が腫れる
- 出血・貧血(舌や歯ぐきなどの粘膜が白っぽくなる)
- 歩行時にふらつく
など。
これらの症状が現れて、急激に進行していきます。
犬の白血病の治療法
犬の慢性白血病の治療法は、進行も遅く症状がほとんど出ない事もあり、無治療で経過観察をすることもあります。
または、ガン治療の抗がん剤などを使用して化学療法をすることもあります。
犬の急性白血病の治療法は、貧血の進行が進んでいない場合は化学療法で治療します。
逆に、貧血の進行が進んでいる場合はステロイドが主体の治療になりますが、余命を数週間遅延させるくらいの効果しかありません・・・。
注意ポイント
急性白血病の場合は、色々な治療を施しても数日から数週間の延命治療という事が多く、回復することは難しいです!
つまり、急性白血病の場合は治療を行っても1か月から半年が余命になることが多く、1年くらい延命できることはまれといわれています・・・。
犬のてんかん発作や急性膵炎も発見しにくい病気なので参考にしてください。
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まとめ 犬の白血病は予防することは難しいです
血液のガンの白血病は犬にもあり、慢性白血病と急性白血病があります。
慢性白血病は進行も緩やかで、症状がほとんどでないですが、急性白血病は進行も早く、回復することはほとんどありません。
残念ながら、犬の白血病の予防もなく、いつどういうふうに発病するかもわかりません。
コーギーの場合はDMの症状と似たところもありわかりずらいですが、血液検査で異常な数値がでるため白血病と判断しやすいです。
犬の白血病は大変怖い病気であるので、ちょっとでもおかしいと思ったら動物病院の血液検査をうけてください。
普段から愛犬が動物病院にすぐに診断に行けるようにペット保険について参考にしてください。
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