ホットスポット(急性湿性皮膚炎)で出血してエリザベスカラー生活から始まり、膝蓋骨脱臼、前十字靭帯損傷、そして奥歯の抜歯と9月後半から立て続けに不幸が襲ってきていたウチの愛犬のパピヨンのサクラさん。
この立て続けの災難で動物病院のお世話になって十万円以上の費用がかかったのですが、そのほとんどが犬のペット保険に加入していればカバーできるのを知っていますか?
私たち家族も犬のペット保険については知っていたのですが、そこまでお世話にならないだろうと甘く見積もっていました・・・。
ということで、今日はそんな不幸が立て続けに起こった愛犬パピヨンのサクラさんの手術と入院費用から考える「犬のペット保険の選び方!資料請求をして比べてわかった選ぶポイントまとめ」です。
犬のペット保険は必要?犬の手術や入院費用の一例です
犬には私達人間のような健康保険が利かないため、動物病院での診断通院や手術、入院費用はどうしても高くなってしまいます。
今回の愛犬サクラさんのホットスポット(急性湿性皮膚炎)から膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)に前十字靭帯損傷の通院、手術、入院から色々と犬のペット保険について考えさせられました。
犬のペット保険がない場合の通院や手術、入院費用
今回の愛犬サクラさんの場合は
- 前十字靭帯の手術代
- 奥歯の抜歯
- 注射代
- 入院費(4日間)
などなど、あわせて約80,000円でした・・・。
犬の診察や通院、手術、入院費用は、動物病院によって異なり、これはウチの近所の動物病院の一例です。
この支払いの前にもホットスポット(急性湿性皮膚炎)の治療費、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)のレントゲン検査と診察で、さらに20,000円近く支払っています・・・。
高額です!ペット保険がない場合は数十万円になることもある
ウチの愛犬カイくんとサクラさんは、これまでペット保険には加入してきませんでした。
ポイント
しかし、病気の重さや手術の難しさによって、犬の手術費用は高ければ数十万円にもなります。
2014年に愛犬カイくんの精巣腫瘍の検査に手術、入院費用も80,000円近くかかりました。
でも、愛犬たちはかけがえのない家族の一員なので、少しでも不安な面があればすぐに動物病院で診てもらって、病気やケガを治して欲しいです。
病気やケガによっては数十万円単位の費用がかかってしまいますが、ペット保険はその通院や手術、入院費用をカバーしてくれるので私たちも安心です。
犬のペット保険の内容と比較ポイント
動物病院で病気やケガの診察、手当てを受けたときの支払いは、現金一括払いorクレジットカード払いです。
動物病院によっては、クレジットカード払い対応していないところもあります!
もしも、その時に「家計や生活費が足りなくて・・・」なんて事は愛犬の為にも不安になってしまうので、犬のペット保険を真剣に考えて無料資料請求をした私たち家族。
そもそも、ペット保険の内容や何があるのかを説明します。
通院や入院、手術費用を補償(カバー)してくれます
ペット保険とは、大事な愛犬が病気やケガをして動物病院のお世話になった時に
- 通院費用
- 入院費用
- 手術費用
これらを補償割合の分だけ補償してくれるものです。
例えば、補償割合50%のペット保険の商品に加入していた場合の今回の愛犬サクラさんの費用は
80,000円(入院手術費用)=40,000円(ペット保険補償)+40,000円(自己負担額)
このようになって、実質自己負担額は40,000円の半額で済みます。
重要なポイントです!
犬のペット保険の比較は補償割合と補償限度額を考える
ペット保険に加入する時に、各会社の保険内容で比較するポイントが補償割合と補償限度額です。
補償割合と補償限度額がやっぱり一番気になるポイントであって、大事な愛犬が病気やケガの時にどれだけペット保険で補償されるのかです。
大体50%・70%が多い!ペット保険の補償割合
ペット保険会社さんの保険プランや商品によって異なりますが、大体のペット保険の取り扱っているペット保険補償割合は50%、70%です。
補償割合が100%という商品も少ないけどありました。
もちろん補償割合が大きいほど保険料は高くなるので、愛犬の病気やケガの頻度とアナタの財力?とご相談するべきです。
年間の支払い可能限度額と治療ごとに支払い可能限度額・限度回数(日数)の2つがある
ペット保険の補償限度額は
- 1年間の支払い可能限度額を補償限度額として定めている商品
- 入院、通院、手術などの治療ごとにそれぞれに支払い可能限度額・限度回数(日数)が定められている商品
①の場合は、例えば「1年間に60万円まで補償可能です。通院、入院、手術をどれでも何回でもOK」のような商品です。
②の場合は「1年間で通院なら1日1万円・20回まで・年間で20万円まで補償、入院なら~、手術の場合は~」とそれぞれの治療に対して1年間の支払い可能限度額、限度回数(日数)が決められている商品です。
ペット保険を扱っている会社は損害保険と少額短期保険
ペット保険を扱っている会社は、損害保険と少額短期保険があります。
- 損害保険:従来の大規模な保険を扱っている会社
- 少額短期保険:ミニ保険とも呼ばれて取り扱う保険商品が少額で、保険期間が短期のもの
法改正によりできた少額短期保険は、最近はよく聞くようになったミニ保険です。
ただし、少額短期保険会社は保険契約者保護機構の対象外なので、もしも経営破たんしてしまった場合は契約打ち切りとなります。
主なペット保険の会社は
損害保険
少額短期保険
これだけでももう迷ってしまいますよね・・・。
ペット保険を扱っている会社は多くありますが、それぞれ補償内容や金額など違ってきます。
犬のペット保険の選び方は?
いくら犬のペット保険に加入しても、自分の愛犬にあった、そしてアナタの要望にあったペット保険に加入しないと意味がありません。
そこで、賢くアナタの要望にあった&愛犬の為のペット保険の選び方で注意したい点は
ペット保険商品内容 | ペット保険選びの注意ポイント! |
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犬種・年齢の保険料は? | 犬種の区分と犬の年齢によって保険料金が変わってきます。 |
加入可能年齢は? | 何歳から何歳までの犬ならペット保険に加入できるのか? |
更新可能年齢は? | 終身なのか?それともある年齢までで打ち切られるのか? |
年間限度日数は? | 通院・入院・手術で1年に何日(何回)ペット保険が適用されるのか? |
これらの点を踏まえて、犬のペット保険を比較して選んでください。
ココが一番の重要ポイントです!
犬種や年齢の保険料
犬のペット保険は、愛犬の犬種や年齢によって保険料が変わります。
ゴールデンレトリバーは何歳でいくら~、トイプードルは~など大きさや年齢で分けられています。
ペット保険会社によって同じ犬種や年齢でも保険料が変わってくるので、充分に比較しましょう!
加入可能年齢
犬のペット保険会社の商品によって、生後○ヶ月から○歳まで加入可能と分けられています。
加入年齢が高くなればなるほど、もちろん保険会社の商品も少なくなり保険料も高くなってきます。
例えば、もうすぐ加入期間ギリギリの年齢になってしまう愛犬サクラさんの場合は、「まだギリギリまでペット保険に加入しなくてもいいかな?」という場合もあります。
逆に、「まだ愛犬が仔犬のうちは動物病院にお世話になることも多くなるだろうし・・・。」という方は、早めにペット保険に加入しておけばそれだけ補償を受けれます。
更新可能年齢
犬のペット保険会社の商品によっては、私達人間の保険商品のように終身やある年齢までと、期間が決まっているものがあります。
保険料の高い保険商品は、終身か21歳までとなっていることが多いです。
犬の寿命も愛犬チャコやマリの時に比べると、長く生きてくれるようになっています。
少しでも一緒に居たいので、保険料と比べて考えてあげてください。
注意して!年間限度日数
犬のペット保険で、一番注意したい比較項目がペット保険の年間限度日数です。
補償限度額にも関わってきますが、年間限度日数を超えてしまった場合は補償が受けられなくなります。
よほど身体が弱いワンちゃんでない限りは年間限度日数には到達しないとは思われますが、おすすめは無制限を選ぶのがいいと思います。
今までの愛犬の動物病院に行く頻度、身体の健康状態をあわせて考慮してあげてください。
注意!犬のペット保険の補償が受けられない診療費や保険請求のパターン
通院や入院、手術を補償してくれるペット保険ですが、一部例外でペット保険の補償が受けられないケースがペット保険会社ごとにあります。
ペット保険の補償が受けられないケースや、保険の支払い方法がそれぞれのペット保険会社で変わってきます。
ペット保険の請求
ペット保険の請求は2通りあります。
- 立替請求型:一旦全ての費用を動物病院で支払い、後から書類を送付して保険金を受け取る
- 窓口精算型:保険加入を証明するものを提示すると、その場で割引してくれます。
①の場合はどの動物病院でも可能ですが、②の場合はペット保険会社が提携している動物病院が条件となります。
もちろん②の契約でも、提携外動物病院での支払いは①と同じで後から請求できます。
こんな病気やケガはペット保険適用外です!
ペット保険の補償が受けられないケース
- 契約開始前に負ったケガ・病気
- 先天性異常の病気
- 妊娠・出産の費用
- 予防接種費用
- 予防接種で予防できる病気
などなど。
ペット保険の補償が受けられないケースはペット保険会社によって異なるので、よく保険内容を読んでみてください。
まとめ 犬のペット保険は口コミやおすすめではなく、賢く愛犬とアナタに合った条件のものを比較して選びましょう!
今回ペット保険の無料資料請求をして、詳しく調べてみてわかったペット保険の内容です。
ペット保険は愛犬の通院や入院、手術費用を補償割合と補償限度額に応じてカバーしてくれます。
「犬のペット保険の選び方」は、こんな感じです。
こんな方におすすめ
- 犬種や年齢の保険料・補償率
- 加入可能年齢
- 更新可能年齢
- 年間限度日数
しっかりとペット保険会社を比較して愛犬の年齢や犬種、補償内容などを充分に検討して大切な愛犬の事を考えてあげてください。
今回は愛犬カイくんは老犬の為、ペット保険に加入することは見送り、愛犬サクラさんの為に色々と考えたいと思います。
大切なパートナーの愛犬には長生きしてほしいし、病気やケガになったらすぐに動物病院で診てもらって治って欲しいですもの。
ペット保険選びで迷っていたら、比較するポイントや愛犬に合ったもの、アナタの予算と照らし合わせて口コミではなく無料ペット保険資料一括請求をして比較してくださいね♪