もう今月は、ウチのサクラさんにとって厄月になっています。
というか、今も継続中で、今後はどうなるかわからないのですが・・・。
小型犬を飼育している飼い主さんには、注意して欲しいケガで犬の脱臼で膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)を知っていますか?
ウチの愛犬のパピヨンのサクラさんが脱臼して、犬の膝蓋骨脱臼になりました。
ということで、今日は愛犬のパピヨンのサクラさんに複合的に降りかかる災難で「犬の後ろ足がケンケン状態に?元気な犬ほどなりやすい膝蓋骨脱臼の原因や治療法とは?」です。
小型犬で活発な子に多い!突然犬の後ろ足がケンケン状態で膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)になった
愛犬のパピヨンのサクラさんは、ホットスポット(急性湿性皮膚炎)になってエリザベスカラー生活になっていました。
エリザベスカラー生活にもやっと慣れてきたサクラさんでしたが、その格好で色々なところを歩くので、歩く凶器となっていました・・・。
よくウチの家のキッチンの外を、ネコちゃんがお散歩コースになっているのか歩いているようで、そのたびにウチの犬達は吠えて、激おこプンプン状態になってすごいです。
その日もネコちゃんがどうも外を通ったようで、愛犬カイくんが怒りに行きました・・・。
庭で日向ぼっこをしていた愛犬サクラさんも、勢いよくネコちゃんに怒りに行ったのです。
だけど、急にカイくんがクルっと向きを変えたので、目の前に急に向きを変えた愛犬カイくんが現れ、さすがのすばしっこい&落ち着きがないイタズラ大好き&アスリート犬のサクラさんも不意をつかれました!
その後、愛犬サクラさんは後ろ右足がケンケン状態になってしまいました・・・。
ウチの家族は急にストップしたので、後ろ右足を捻ったか何かで捻挫しているのだろうくらいに考えて、きっと翌日には普通に足をついて走り回っていると思っていました。
ホットスポット(急性湿性皮膚炎)も突然やってくるので参考にしてくださいね♪
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犬の膝蓋骨脱臼の原因や症状は?
足を挫いたか、捻挫かと思っていた愛犬のパピヨンのサクラさんは、翌日になってもケンケン状態で後ろ右足を地につけず、3本足で歩いていました。
私たち家族は愛犬のサクラさんの足が心配で、動物病院で診察を受けました。
ついでといっては何だけど、ホットスポット(急性湿性皮膚炎)のエリザベスカラー生活も1週間が経ったので、もう大丈夫か診断してもらおうと思ってました。
ところが、サクラさんのびっこは捻挫でも骨折でもなくて、犬の膝蓋骨脱臼でした。
犬の脱臼で膝蓋骨脱臼になる原因や症状を紹介します。
膝蓋骨脱臼は原因が2つあります
膝蓋骨脱臼になる原因
犬の脱臼で膝蓋骨脱臼とは、犬の膝のお皿が転移してしまうことです。
犬の膝のお皿が、内側または外側、両方に転移してしまう状態を膝蓋骨脱臼といいます。
膝蓋骨脱臼の原因は、2つあります。
- ケガなどによる外傷が原因
- 先天的な遺伝が原因
今回の愛犬サクラさんは①のケースで、急激な運動で膝に負荷がかかり脱臼して膝蓋骨脱臼になってしまいました。
また、②のケースの先天的な遺伝は小型犬に多いようで、生まれつき膝やじん帯のバランスが悪くて膝蓋骨脱臼になりやすいようです。
膝蓋骨脱臼の症状
犬の脱臼で膝蓋骨脱臼の症状としては
- ケンケンをしている状態になっている(軽症の場合、ほとんどか全く症状がでない)
- 時々びっこをひくけど、犬が足を自分でのばしたりすれば回復する。
このような症状が出た場合には、膝蓋骨脱臼になっている可能性があります。
診断は動物病院の先生による触診、レントゲン検査で診断してもらいました。
チワワは膝蓋骨脱臼に先天的な遺伝でかかりやすいので参考にしてください。
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注意!犬の脱臼で膝蓋骨脱臼の治療法と注意点
犬が膝蓋骨脱臼になってしまった場合は、治療法がわかれます。
膝蓋骨脱臼の症状や発症年齢・犬種・体重によって治療法は内科的治療か外科手術にわかれます。
具体的には、どういった場合で膝蓋骨脱臼の治療法がわかれるのか?気をつける注意点を教わったので説明していきます。
ペット保険は適用できますか?
膝蓋骨脱臼の治療法
膝蓋骨脱臼の治療法は
- 小型犬に見られる軽症例の場合は、簡単な治療(痛み止めの投薬、内科的治療)
- 重症の場合は、外科手術
このように治療法がわかれます。
併せて、サプリメントなどを使用して、関節を修復していきます。
今回のウチの犬のサクラさんの場合は、まだどれほどの症状なのかわからなかった為に、痛み止めの薬で様子見ということになりました。
追記 2018/10
友達のボストンテリアが膝蓋骨脱臼になって、動物病院の先生に「もう治らないかもしれない」といわれて諦めかけて、ダメ元でグルコサミン入りの輸入版アースリスージゴールド(国内産アースリーアーマーゴールド)を与えたところ、回復しました!
ただし、重症の犬の場合は外科手術が必要になり、外科手術になると20~30万円と高額になります。
小型犬は華奢な足で激しく運動するので、膝蓋骨脱臼になりやすい犬種です。
膝蓋骨脱臼は、ペット保険でもカバーできる会社は数社しかないので、小型犬の飼い主さんはよく考えてください。
犬の手術や通院をカバーできるペット保険について選び方など参考にしてください。
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犬のペット保険の選び方!資料請求をして比べてわかった選ぶポイントまとめ
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安静第一!膝蓋骨脱臼の注意点静養時の注意点
そして、動物病院の先生から以下の膝蓋骨脱臼の注意点が与えられました・・。
- 休息大事!おとなしくさせる事!散歩は控えてください!
- 太ると余計に膝に負担がかかるので、食事を与えすぎないように!
- フローリングなど滑る床は犬の足に負担になるので、じゅうたんやカーペットなどを敷いてください!(前のゴールデンレトリバーのジョンくんの時も同じ事を言われたわ・・・。)
愛犬サクラさんは最近体重が増えてきたので、膝蓋骨脱臼の治療のためにもダイエットさせます。
また、ワンパク娘なので大人しくさせるのは中々難しいですが、足に負担がかからないようにフローリングの床に滑り止めマットを敷きました。
まとめ 先天性の膝蓋骨脱臼もあるので不安に思ったら動物病院で診断してもらいましょう
今回は、愛犬カイくんが突然向きを変えた事により、フローリングの床で急ブレーキをかけて膝に負荷がかかり、膝蓋骨脱臼になってしまった愛犬サクラさん。
膝蓋骨脱臼は、軽度だと痛み止めの薬で自然治癒の様子見となりますが、重度になると外科手術となります。
という事で、エリザベスカラーをつけたまま帰ってきました・・・。
残念ながら、まだホットスポット(急性湿性皮膚炎)の尻尾の方も先生にかさぶたをとってもらったところ、「あと1週間くらいかかります!もうしばらくこのままで!」との事でした。
あの愛犬サクラさんも、痛い膝を動物病院の先生にいじくりまわされたせいなのか、痛み止めのお薬が効いているのか、初日はおとなしくて眠い感じでした。
愛犬のパピヨンのサクラさんは、翌日になったらびっこをひいていた片足もつくようになり、元気に走り回ったり&ソファーに飛び乗ったりしていました。
「よかったね!」とはならずに、この後も災難が続く愛犬サクラさんなのでした・・・。
膝蓋骨脱臼で安静にしていないとこのようなケガを引き起こすので参考にしてくださいね♪
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