後ろ足が弱ってきたウチの愛犬のカイくんですが、最初は「ちょっと後ろ足がフラフラしている?」くらいでした。
それから徐々に後ろ足を引きずるようになって、ズリズリという音が鳴るようになってから色々と愛犬のカイくんの為に対策をしてきました。
シニア犬になって足腰が弱って足をずったり足の甲をずったりする状態を「ナックリング」といって、色々と近年対策されているのをしっていますか?
私もこの前、動物病院で愛犬の介護特集を見ていて知った犬のナックリングという症状です。
ということで、今日は「犬のナックリングとは?愛犬が後ろ足をひきずって歩くからナックルンを試しました結果は?」です。
シニア犬?犬のナックリングとは?
愛犬のカイくんの後ろ足が弱ってきて、だんだんと歩けなくなってきたので調べたらわかった言葉の「ナックリング」
ウェルシュコーギーの飼い主さんはDM(変性性脊椎症)の事もあるので、犬の足が弱くなってくると色々と調べますよね・・・。
私の友達の家のコーギーくんも、カイくんより2歳若い13歳ですが、「後ろ足がフラついてきたのでお散歩に行くのをやめた」といっていました。
ナックリングとは、犬がこのような状態で歩いている事です。
- フラフラしながら歩いていて、足運びがおかしい
- 足の裏ではなく、足の甲を地面につけた状態で歩いている
- 足の先や爪をズリズリと音をたてて歩いている
犬の足の先が握ったような状態になって(人の手がグーの形)歩いていて、麻痺などの神経に問題がある時に見られます。
特に、シニア犬はナックリングの症状は後ろ足に現れやすいということでした。
残念ながらナックリングを手術や薬で治療することはできなくて、マッサージで治療&予防していく方法などがあるみたいです。
犬のナックリングを防ぐ為の3つの方法
愛犬のカイくんが後ろ右足がさらにひどくなってズリズリと引きずって歩いていて、時々爪がはがれたのか出血していることがありました。
足の保護やナックリング対策で後ろ足をひきずる犬用の用品が3つあったので紹介します。
引きずる足を出血やケガから守る靴
足を守るということで、一番有効なのは犬用の快適な靴。
犬用の快適な靴は、引きずる足を出血やケガから守る為に作られています。
「愛犬が靴を履いてくれるか?歩くことができるのか?」と疑問に思う事がいっぱいあったので、犬用の靴について調べてみました。
靴のメリット
犬用の快適な靴のメリットは、なんといっても履き口が広く作られている物もあり、履かせやすい、歩いている途中でずれたり脱げたりしない事です。
また、裏面に滑り止めも付いているので、フローリングなどの床で滑ることもなく、ムレや冷えを防いでくれるものもあります。
重い!?靴のデメリット
犬用の快適な靴のデメリットは、口コミにもあったのですが・・・。
うちの犬には重かったのか、歩くことができませんでした!
ウチのカイくんのように怒ったりする子もダメですが、重くて歩けなかったり、時間がたつと重さや違和感を感じてしまう子もいるそうです。
例えば、なるべく重くない軽いメッシュ素材の靴などにして、室内用、屋外用とあるのでお散歩の時は履き替えるなど工夫をしてあげないといけません。
胴まで吊り上げるハーネス
お散歩の時など、有効な胴まで吊り上げるハーネス
ふらつきはじめた犬から自立できない犬用に作られた介護用のハーネスです。
前足が元気な場合は、腰を支えるだけのハーネスもありました。
胴まで吊り上げるハーネスのメリット
胴まで吊り上げるハーネスのメリットは、お腹を圧迫せずにだっこみたいお尻から支えてあげて、歩行や階段などを上がる時の持ち上げ、寝返りの補助ができます。
また、素材も吸水性・速乾性に優れている物で作られていて、男の子用・女の子用で着たまま排泄ができるようになっています。
高い?胴まで吊り上げるハーネスのメリット
胴まで吊り上げるハーネスのデリットは、料金が1万円~2万5千円ということです。
また、高齢になってくると犬も体型変化してくるので、体型が変化したときにサイズがあわなくなることがあります。
実際に愛犬の為に料金は我慢しなくてはいけませんが、体型変化はちゃんと採寸して、余裕をもったサイズにしないといけませんね。
裏返る足の甲を上向きにぐっと引き上げるナックルン
ナックリングで裏返る足の甲を上向きにぐっと引き上げるナックルン
ナックルンは、足の甲に巻きつけるだけで簡単にフィットする足先のサポーターです。
「足をひきずって歩く子が歩けるように」と作られたサポーターです。
ナックルンのメリット
ナックルンのメリットは、サポーターなので「靴のように重くて歩けない」ということはなく、犬も疲れにくいです。
足を全体に覆うわけではなく、足先はでているので、犬も歩きやすいようです。
大変!ナックルンのデメリット
ナックルンのデメリットは、装着が慣れないと大変です。
また、サポーターなどを付けるのを嫌がる犬は、すぐには付ける事が出来ないので難しいかもしれません。
犬の年齢について参考にしてください。
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【早見表あり】犬の年齢の数え方!人間に例えると何歳?計算式などまとめ
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さっそく実践!ナックリングを防ぐナックルンを付けたら歩けるの?
犬が足を引きずって歩いて出血するのを少しでもなんとかしたい飼い主さんも多いですが、ウチの愛犬のカイくんのためにナックリング予防のナックルンを購入してみました。
ナックルンは1セットで2足入っているので、片足だけではなく両後ろ足につけてバランスをとってあげます。
ナックルンは足の裏部分はゴム素材ですが、その他の部分はマジックテープのサポーターでできているので、実際に持ってみるとすごく軽いです!
実際に、ナックルンをカイくんに装着した結果と付けるときの注意点がありましたので説明します。
気をつけて!ナックルンをつける時の注意点
まずナックルンを購入する前に、必ず「足先回り」と「足首(中足骨)回り」のサイズを測って、S,M,L,LLのそれぞれサイズ表にあうサイズを買ってください。
その後のナックルンを装着するときの注意点があります。
注意ポイント
ゴム部分がしっかりと肉球を覆うような位置にする。また、引き上げベルトをしっかりと調整して、ゴム面が足の裏にくるようにする。
最初はマジックテープ部分を調節しなおしたりして大変ですが、しっかり調節しないと犬の足に負担がかかるので頑張ってください。
あとは「長時間使用しないようにしてください」と注意書きがあたので、付けっぱなしにはしないようにしましょう。
愛犬のカイくんはどう?
犬がナックルンを履いて歩けたのか?
なんとか怒りそうなカイくんの隙を狙って、寝そべっている両後ろ足にナックルンをつけてみました。
しばらくは動こうとしなかった愛犬のカイくんですが、おしっこをしたくなったのか動き出そうとしたところ、うまく立つことができずに逆にお尻をひきずったまま進んでいきました。
その後も何度もナックルンにチャレンジしてみたのですが、怒るし、付けると立ち上がろうとせずにお尻をずって前足であるいてしまう状態でした。
まとめ 犬のナックリングは老犬になると発症しますが胴長短足の犬種は靴のほうがいいかも?
犬が年をとってくると、ナックリングの症状で足の甲で歩いたり、フラフラしだす、足の先や爪をズリズリと音をたてて歩いてしまいます。
このような状態だと、足から出血やケガをしてしまうので、ウチでは愛犬のカイくんの為にナックルンを試してみました。
「ナックルン」は、こんな飼い主さんにはおすすめです。
こんな方におすすめ
- 足をひきずって歩く初期の段階の犬の飼い主さん
- 胴長短足犬種(コーギーやミニチュアダックス)ではない犬の飼い主さん
- 少しでも犬のナックリングを軽減させて足をケガや出血から守りたい飼い主さん
残念ながらコーギーの足は短いためか、カイくんはその後は怒って中々つけさせてもらえず、付けても立ち上がろうとしないので諦めました・・・。
ナックルンはウチでは失敗でしたが、口コミでは歩けるようになったというものもありました。
段々と歩けなくなってきたカイくんの為に車いすも考えましたが、動物病院の先生に相談したところ
このように言われたので、「車いすを使うかどうか?」については考えています。
シニア犬になってナックリングの症状がでてきたら、参考にしてください。
老犬になると介護や突然の病気になるので参考にしてください。
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