愛犬のコーギーのカイくんとパピヨンのサクラさんの先輩犬のゴールデンレトリバーのジョンくん♪
ゴールデンレトリバーのジョンくんがウチに来る前には、悲しいことが立て続けに起こっていてペットロスになりました。
愛犬が死んでしまった時にペットロスに陥る人は多いですよね?
私たち家族は、悲しみの連鎖でペットロスから立ち直れそうになかったのですが、やっぱり小さいころから犬に囲まれた生活だったので、犬がいない生活は考えられなかったです。
ということで、今日は「犬が立て続けに死んだペットロスの悲しみから立ち直った方法とは?」です。
先代の雑種犬チャコが5歳で死んでペットロスに
愛犬とのお別れの時は、絶対にいつかはくるものです。
ウチの愛犬の雑種のチャコちゃんが、5歳でフィラリアで虹の橋に行ってしまい悲しみに明け暮れてペットロスになりました・・・。
当時はまだ動物病院も少なく、犬が長生きすることはめずらしいことでした。
愛犬の雑種のチャコちゃんが死んでしまって、私だけではなく、母もペットロスで食欲がなかったり、ぽっかりと心に穴があいたような暗い気持ちになっていました。
ペットロスは、文字通り「ペットを失う事」である。ペットを失うと、様々な心身(精神的・身体的)の症状が起こる。これは、ペットと共に過ごす事によって培われた深い愛着・愛情が、突然に訪れるペットの「死」や行方不明などによって行き場をなくしてしまうことによって、引き起こされる症状だと解されている。引き起こされる症状の程度については個人差が大きい。たとえば、子育てを終えた熟年夫婦にとってはペットが我が子同然の存在になっていることもあり、ペットを失ったショックもまた大きい。
ペットロス症候群とは、ペットとの別れなどというストレスが契機となって発症した精神疾患(症候群≒病気≒疾患)を言い、精神症状に付随して身体症状を伴う場合も少なくない。
愛犬の雑種のチャコちゃんが死んでしまったペットロスは大きかったのですが、やはりずっと犬と一緒の生活をしてきた私たち家族。
ペットロスから立ち直ろうと、新しい犬を飼おうということになりました。
ペットロスを克服しようと新たに犬を飼おうとするけどなぜか立て続けに犬が体調不良で死んでしまう
当時は私はまだ中学生で、そんなに数がなかったペットショップに行った私たち家族。
私たち家族は「次は室内犬を飼おう」ということで、あまり大きくない犬を探していました。
でも、そこからが犬の死という悲しみのペットロスの連鎖が起こる始まりでした。
アメリカンコッカースパニエルのクッキー
ペットショップで、アメリカンコッカースパニエルに母が一目ぼれしました。
しかし、この時私は横の元気があまりなかったミニチュアダックスフンドを触っていました。
こうしてウチに新しい家族として来てくれた、まだ生後間もないアメリカンコッカースパニエルのメス犬。
アメリカンコッカースパニエルのクッキーは、最初は戸惑いながらもゲージのなかで元気いっぱいで、私たち家族は癒されてペットロスから立ち直れたと思っていました。
アメリカンコッカースパニエルが仔犬に多い病気のジステンパーで死んでしまった
1,2週間経過したある日突然、下痢と嘔吐で体調不良になった愛犬のアメリカンコッカースパニエルのクッキー。
母の友達がやっている動物病院に連れて行くと
当時はまだインターネットもあまり普及していなかった時代で、その病気がいかに恐ろしい病気かもわかっていなく、2,3日したら退院できると思っていました・・・。
仔犬に多い病気ジステンパー
感染後3-5日で急性の発熱がみられる。初期のウイルス増殖の場となるリンパ系組織では壊死が引き起こされ、白血球数(特にリンパ球・血小板)の低下が見られる。最初の発熱は比較的短期間で収束するが、数日の間隔を置いて第二期の発熱が始まり、少なくとも1週間は継続する。このような発熱パターンを二峰性発熱と呼び、犬ジステンパーの特徴の一つである。
ウイルスの全身拡散に伴い、結膜炎、鼻水、激しい咳、血便を伴う下痢が続発する。胸腺の萎縮などリンパ系組織の機能低下は細菌の二次感染を引き起こし、病態はしばしば悪化する。皮膚病変として紅斑、水疱・膿疱の形成、過角化および不全角化による肉球の肥厚(硬蹠症:こうせきしょう)がみられる。末期ではウイルスが神経系に達し痙攣や麻痺など神経症状を示し死亡する。致死率は90%と非常に高い。
ジステンパーは、致死率が非常に高い仔犬に多い病気です。
ジステンパーは伝染性が非常に高くて、特効薬や治療法がなく感染してしまうと命にかかわる怖い病気です!
忘れもしないあの動物病院に父と私と弟で行った時のクッキーの顔
私と父、弟で、動物病院に入院している愛犬のアメリカンコッカースパニエルのクッキーの様子をみにいきました。
動物病院に着いてクッキーのゲージを見に行くと、すごく辛そうなのに私たちを見ると尻尾を振って笑顔を振りまいてくれるクッキーがいました。
耳には下痢で排便したときのウンチがついたままでも、そんなのは関係ない。
立っているのも辛そうなのに必死に笑顔を振りまいて「帰ろう!」と訴えかけるクッキーの姿をみて、もう涙が止まりませんでした。
そういって泣く泣く帰ってきた私達だったのです。
その数日後に、愛犬のアメリカンコッカースパニエルのクッキーは、小さな箱の中でゆっくりと眠ってお家に帰ってきました。
どれだけ後悔したことかわかりません。
原因はわからないけど、いくら悔やんでも悔やみきれず、幼い私はクッキーに謝り続けました。
今もクッキーはウチの庭でゆっくりと眠って、虹の橋の向こうで私たち家族と愛犬達を見守り続けてくれています。
動物病院から譲っていただいたミニチュアダックスフンドのエリー
クッキーが亡くなった悲しみをみていた母の友人の動物病院の先生が、助けれなかった想いもあり
最初はアメリカンコッカースパニエルのクッキーの事があり、もうペットロスの悲しい想いもこれ以上は辛かったこともあり、ミニチュアダックスフンドが来ることに少しとまどっていた私たち家族でした。
こうして看護婦さん達がかわいがっていた仔犬達の一匹のミニチュアダックスフンドがウチに来る事になりました。
アメリカンコッカースパニエルのクッキーが亡くなった1週間後にきたミニチュアダックスフンドのエリーは、私達の心の傷を癒してくれました・・・。
ミニチュアダックスフンドのエリーも突然に体調不良で死んでしまった
お家にきて3日後に、突然ミニチュアダックスフンドのエリーの元気がなくなり、心配になった母が動物病院に連れて行きました。
看護婦さん達は、エリーが帰って来たことに大喜びだったのですが、
そのままミニチュアダックスフンドのエリーを動物病院に預けて、様子を見ることになりました。
でも、その数日後に、ミニチュアダックスフンドのエリーは静かに息をひきとりました。
ミニチュアダックスフンドのエリーが死んだ原因はわかりません。
エリーがウチに来る前にすべて殺菌消毒したのですが、ジステンパーの菌が残っていたのかもしれません。
ミニチュアダックスフンドのエリーは、親元の動物病院で眠ることになりました。
この時は、もうこれ以上ペットロスで辛い想いはしたくないし、「まだチャコ、クッキーが私達を忘れないで!と怒っている」のかとも考え、もう犬は飼わないでおこうと決めた家族でした。
半年後に飼った大型犬のゴールデンレトリバーのムック
でも、ずっと犬に囲まれた環境でいて、立て続けに犬がなくなる事のペットロスで心にすっかり穴があいた日々を過ごして半年たったある日。
誰からともなく、「そろそろみんな許してくれるだろう。」となり、ペットロスから再び立ち直るように一致団結しました。
再び行ったペットショップで
そんな安易な考えから、当時はシベリアンハスキーが流行していたので「そっちかな~」と思ったら・・・・。
愛くるしくてかわいいということで、ゴールデンレトリバーのオス犬になりました。
久しぶりにウチにきた愛犬のゴールデンレトリバーのムックに、ペットロス症候群だった私達は悲しみを吹き飛ばされて夢中でした。
悲しみの連鎖はまだ続く?ゴールデンレトリバーのムックも体調不良に
でも、お家にゴールデンレトリバーのムックがきて、1ヶ月もしないうちにまた体調不良になってしましました・・・。
負の連鎖なのか、あの悲しみの記憶が蘇る私達。
そしてゴールデンレトリバーのムックを買ったペットショップに連れて行くと、「しばらくブリーダーの親のところに戻す」とのことでした。
ペットロスの悲しみの連鎖から救ってくれたゴールデンレトリバーのジョン君
もう愛犬が死んでいく姿を見たくないし、ペットロスで悲しい思いをしたくはない、ウチに犬がくることで起こる悲しみの連鎖がイヤで、私も母も毎日泣いていました。
数日後、父が仕事帰りにペットショップに行って、ムックの様子を見てくることになりました。
そして父が帰宅したのですが、父はゴールデンレトリバーのムックを抱えて家の中に入ってきませんでした。
ずっと続いていたペットロスの悲しみから立ち直れると喜んで父の車の助手席に行くと・・・。
ふてぶてしく助手席で寝ていたゴールデンレトリバーの絶対王の愛犬ジョン君
父いわく、「ブリーダーの元に戻したら、親が踏んでしまい足を折ってしまったから別の犬で」といわれたそうです。
それが本当の理由かわからないけど、ウチにやってきた別のゴールデンレトリバーのオス犬
私達は困惑しましたが、なんの経緯かやってきた別のゴールデンレトリバーのこのコを戻すのもかわいそうということで、別のゴールデンレトリバーの仔犬がウチにやってきました。
父が決めたゴールデンレトリバーのジョン君がやってきた日でした。
ペットロスの悲しみの連鎖から立ち直れました
そうして愛犬が立て続けに死んで、ペットロスから立ち直れなかった私たちの元にやってきたゴールデンレトリバーのジョン君。
ムックの事は、その後もペットショップに尋ねても「親元にいる」ということで、どうなったかはうやむやにされました。
でも、今までのことがあるから、「またこの子も体調不良になったらもうペットロスに耐えられない」と心配していた私たち家族でしたが・・・。
そんな私たちを愛犬の死というペットロスの負の連鎖から救ってくれたのが、ゴールデンレトリバーのジョンくん!
ジョンくんに比べたら、部屋の隅をかじったり、障子を破いたり、座布団に穴をあけるカイくん、サクラさんの悪さはかわいいものです。
ジョンくんはすくすくと元気に育って、壁に穴を開ける、窓ガラスを割る、すべて壊す破壊王のワンパクちゃんでした。
ウチの前の家の犬もゴールデンレトリバーのメスだったのですが、その子とは2回りくらいの大きさの違いで計れる体重で52Kgでした!
ペットロスから立ち直る方法で新しい犬を迎えると、亡くなった犬の生まれ変わりと思う事もあるので参考にしてください。
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犬の前世や生まれ変わりは?愛犬について考察してみました
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まとめ ペットロスはすごく辛いけどしっかりと胸に想い出をしまって新たな犬との出会いで立ち直れました
犬との暮らしは一生続くものではなく、いつかは「死」という別れの瞬間が訪れます。
愛犬と過ごした時間が長ければ長いほど、悲しみは大きくて辛くて涙は止まらないし、存在の大きさにペットロスに飼い主さんはなります。
それだけ存在が大きい愛犬の死をしっかりと受け止めて、アナタと愛犬が過ごした時間をいつまでも忘れずに大切な想い出にしてあげれば、自分が虹の橋にいったときに笑顔でまた愛犬と再会できます。
ポイント
ペットロスの悲しみから立ち直る方法は、すぐには立ち直ることはできませんが、新たな犬を迎えるということで私たち家族はペットロスから立ち直れました。
新たな犬を迎えるということは一つの方法であって、もう二度と悲しい想いをしたくない方やあの子以上の子は迎えられないという想いの方もいるとおもいます。
新しく犬を迎えるというペットロスから立ち直る方法を選んだ私たち家族ですが、死んでしまった愛犬たちの、私が初めて犬と触れ合った小さな頃神社で拾ったマリ、その子供のチャコ、クッキー、エリー、ムックは、いつでも大切な想い出とともに私の心の中で生きています。
もう10数年たったいまでも、こうして思い出すと涙がでてきますが、それは大切でかけがえのない想いをくれたあの子たちに感謝しているし、庭に眠っているあの子たちのお墓参りをしています。
犬との生活を続けることは、また死という悲しみがいつか来てペットロスになりますが、それでも犬との生活は悲しみから立ち直らせてくれるし、かけがえのない人生の最良の想い出を増やしていけます。
新たな犬を迎えるという私たち家族がペットロスから立ち直った経験談が、少しでもペットロスの悲しみの中にいる飼い主さんの癒しになればと思います。
もしも新たな犬を迎えて、ペットロスから立ち直る方法を選ぶのであれば参考にしてください。
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