私は愛犬のパピヨンのサクラさんの夜のお散歩の担当ですが、サクラさんは進んではじぃ～と見て考えて止まって、また進んでを繰り返します。
昼間のお散歩でも同じですが、暗闇をじぃ～とみている愛犬のサクラさん。
「ちょっと！？お化けでも見えてるのかしら！？」と思うのですが、そういえば「犬って目が悪い」って聞いたんだけど・・・。
犬の目っていいの？悪いの？犬の視力ってどれくらいあるの？
犬の視力は悪いと思っていたのですが、よく暗闇で私が気づいていない猫ちゃんを見つけては猛ダッシュで追いかけようとする愛犬のサクラさん。
ということで、今日は「犬って目がいいの？悪いの？犬の視力はどれくらいなのか見えている世界まとめ」です。
犬の視力は？犬は目がいいの？悪いの？
犬の目って悪いと思ってたんだけど、よくそうやってカイくんは覗き込んでいたわね！
犬の嗅覚や聴覚は人間よりもかなり優れているけど、犬の視力は人よりも悪いといわれています。
実際に、犬の視力について色々と研究や実験がされています。
犬が見えている世界が気になったので、色々な本を読んで調べたりしてみました。
まずは、犬の視力について、犬が認識できる色について紹介します。
犬の視力は0.2～0.3くらい
絶対に経験があると思いますが、犬は遠くから呼んでも飼い主さんを認識して、喜んでこっちに来てくれますよね？
ということは、犬は人間同様に視力がいいかというとそうでもないようです。
ポイント
犬の視力は、平均して0.2～0.3ぐらいといわれています。
犬の目は焦点を合わせる能力が弱くて、視界がぼやけて見えている世界で暮らしています。
そして犬種によって異なりますが、近視の犬が多いといわれています。
また、老犬になるにつれて犬の視力も低下していきます。
犬が見えているかおおまかに確認する方法も参考にしてください。
イヌの視力、どうやって調べる？ 見えているか大まかに確認ーsippo
人の認識できる色と異なります
犬が認識できる色は青色と黄色
犬は人間と網膜の構造が異なっていて、犬の網膜には色を認識する力がほとんどないという結果がでています。
かんたん説明
犬が認識できる色は、青色と黄色、その中間色の色しか認識できないです。
例えば、犬が見ている世界では、赤は暗いグレーに見えます。
また、緑・黄・オレンジは黄色っぽい色、紫・青は青っぽい色として認識しています。
犬にとっては特に赤と緑の識別が苦手なので、芝生など緑色の上で赤いボールで遊んでも見失ったりするのです！
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犬が目がいい理由
サクラさんは夜のお散歩でもしっかり見えているわよね！？
でも、遠くから飼い主さんが愛犬を呼んだ時には、喜んでこっちに来てくれます。
その理由は、犬は動体視力が優れているので、飼い主さんがぼやぁ～と見えていても認識できます。
おまけに、犬は暗闇でも人間より物体を認識する能力も優れています！
犬が目がいいといわれる犬の視野や動体視力、暗闇の中での認識力について紹介します。
犬は視野が広くて動体視力が優れている
人間は目が正面にむいているため、視野は180度といわれています。
ポイント
逆に、犬は目が少し外側を向いていて、視野が250～270度と広範囲です。
元々は狩りをしていた犬なので、視野が広く動体視力も優れていて、牧羊犬だと1.5Km離れた人の合図も認識できるそうです。
つまり、視野が広いうえに動体視力も優れているので、動くものにも敏感に反応できて、飼い主さんも認識することができるのですね！
犬が暗闇でも優れている理由
犬は人間にはないタペタム層（輝板）によって暗闇でも物を認識できる
犬の先祖のオオカミは夜行性で、夜でも狩りで暗闇で物を認識する能力が必要です。
その為、犬も暗闇の中での認識力が高く、人間の約5倍見えているといわれています。
その理由は、犬の目は人間にはないタペタム層（輝板）と呼ばれる鏡のような層があります。
タペタム層（輝板）が光を反射してくれるので、犬は少ない光しかない暗闇でも物を認識できる能力に優れています
ただし、シベリアンハスキーなど瞳が青い犬はこのタペタム層（輝板）を持っていません。
このタペタムがいわゆる反射板のような役割をするので、その光の反射によって、犬の目が赤や緑に光ってしまうのだそうです。
赤く目が光った場合は、網膜の後ろの毛細血管が反射し、赤が強く出ます。
緑に光る場合は、タペタムが本来持っている緑の色素が反射し、緑が色濃く出るからだそうです。
つまり、犬や猫の目のタペタム層（輝板）のどこに反射したかで目の色が変わるということですね！
雨の日の犬のお散歩グッズも参考にしてください。
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まとめ 犬は視力以外の感覚で物を認識する能力が優れています
いつでも見ているからな！
犬の視力は悪いけど、動体視力は優れていて視野も人間よりもずっと広く、タペタム層（輝板）によって暗闇でも動くものを認識できます。
犬は視力以外の感覚で物を認識しています。
犬の聴覚は人が感じる音の範囲の約4倍、人が聞こえる音の1/6程度の音を聞き取ることができます。
また、犬の嗅覚は人間の1,000～1億倍です。
犬の視力は悪くても他の能力で私たち人よりも優れている犬ですが、老犬になってくると能力が落ちてくるのでしっかり介護してあげてください。
ウチのカイくんの時の老犬の介護方法も参考にしてください。
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