最近色々な事がありすぎて、全くといっていいほど英語の勉強をしていないです。
でも、もうすぐ今年も終わりだし、ウチの愛犬の災難も、母も退院してゆっくりしてきたことなので「そろそろ私も来年は久しぶりにTOEICでも受けようかしら?」と思ったら、2016年5月29日(日)の公開テストから新形式に変わっていました。
まだ日本では有益なTOEICですが、新形式になった変更点を知っていますか?
私は知らなかったので、自分への覚書のためにもまとめてみます。
ということで、今日は「TOEIC新形式の時間配分や対策は?実際に受けてわかった変更点から傾向」です。
TOEIC新形式になって以前からの変更点
未だに日本の会社ではTOEICのスコアが重視されている傾向にあるので、TOEICで高得点を取っておけば就職にも有利になりますね。


今回久しぶりにTOEICを受けようと思ったら、新形式になっているとの事でした。
問題形式が変わったら、TOEICテスト対策も変えないといけないですね。
TOEICが新形式になって、何が変わったのでしょうか?
リスニングセクションのTOEIC新形式になった事による変更点
今回のTOEICの新形式で、リスニングセクションの時間は45分のままでした。
大きな変更点は
・写真描写問題と応答問題の設問数が減ります。
・会話問題の設問数が増えます。
・会話問題の中に、発言が短くやり取りの多いものが加わります。
・3名で会話する設問があります。
・Elisions(省略形: going toが gonnaなど)、 Fragments(文の一部分: Yes, in a minute; Down the hall; Could you?など)を含む会話が流れます。
・会話やトークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問が加わります。
・会話やトークの中で話し手が暗示している意図を問う設問が加わります。
出典 https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html
それぞれの問題の設問数が
TOEIC 変更前 | TOEIC 新形式 | |
Part1 | 10問 | 6問 |
Part2 | 10問 | 25問 |
Part3 | 30問(1つの設問に3問×10設問) | 39問(1つの設問に3問×13設問) |
Part4 | 30問(1つの設問に3問×10設問) | 30問(1つの設問に3問×10設問) |
合計 | 100問 | 100問 |
Part1の写真描写問題が減ったかわりに、Part2の応答問題、Part3の会話問題が増えました。
また、会話問題が実際のシチュエーションに近い省略形などが使われる事で、より今の時代の流れにそった形になった事はいいですね!
そして3名の会話になったみたいですが、これも今まで通り質問を先読みでちゃんと理解していれば問題はないと思います。
リーディングセクションのTOEIC新形式になった事による変更点
今回のTOEICの新形式で、リーディングセクションの時間は75分のままでした。
大きな変更点は
・短文穴埋め問題の設問数が減ります。
・長文穴埋め問題の一つの文章に含まれる設問が 4問になり、従来の単語や句に加え、一つの文を空欄に埋める設問が加わります。
・テキストメッセージやインスタントメッセージ(チャット)、オンラインチャット形式で複数名がやり取りを行う設問が加わります。
・読解問題で 3つの関連する文書を読んで理解する設問が加わります。
・読解問題の設問数(1つの文書、複数の文書)が増えます。
出典 https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/format.html
それぞれの問題の設問数が
TOEIC 変更前 | TOEIC 新形式 | |
Part5 | 40問 | 30問 |
Part6 | 12問 | 16問 |
Part7 | 48問(1つの文書28問、2つの文書20問) | 54問(1つの文書29問、2つの文書25問) |
合計 | 100問 | 100問 |
Part5の短文穴埋め問題が減って、Part6の長文穴埋め、Part7の長文読解の設問数が増えました。
Part6で一つの文を丸々埋める問題が追加されて、Part7がチャット形式、文書が3つになるなど大きく変更されている問題があります。
同じ対策を!TOEIC新形式の対策は従来どおりの時間配分を大切にすれば大丈夫です
TOEICが新形式に変わっていても、全体の時間配分は変わっていません。
- リスニングセクション:45分
- リーディングセクション:75分


TOEICで大切な事は、「いかに問題を最後まで解ききるか?」が重要です。
TOEIC攻略のポイントです!
TOEIC対策で一番重要なのはリーディングセクションの時間配分
私もずっと心がけて練習していますが、TOEICの対策で一番重要なのは変更前と変更後も変わらずリーディングセクションの時間配分が重要です。
リスニングセクションは、テープの音声で設問に答えていくので時間配分はおのずと変わらず、リスニングセクションはそのまま最後まで設問に答えていけます。
ポイント
リーディングセクションは最後まで解けずに空欄で終わってしまう方も多いと思いますが、最後まで解く、または塗りつぶすことがとても重要です。
リーディングセクションの時間配分も変更前と同様に
- Part5とPart6で20分以下
- Part7に55分以上残す
この点を押さえていけば最後まで解けきれるでしょう。

何度も繰り返し反復練習
TOEIC新形式のリスニングセクションの対策
リスニングセクションの対策は、私もTOEICの専門対策のセミナーに行っていた友達から教わりました。
ポイント
リスニングセクションの対策は、基本的には「公式問題集」を何度も聞いて、解いて会話、流れに慣れます。
Part1、2は、公式問題集をやったり、「VOA」で英語ニュースを聞いていたりしました。
VOAって何って方は参考にしてください。
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Part2のポイント
特にPart2は
- 「WH疑問文か否か?」を判断するために最初の出だしを聞き取る事
- 「質問文でも選択肢でも使用されているキーワード」、「同じ発音(似た発音)だけど意味が異なるキーワード」このキーワードの選択肢を避ける
この練習を積む事によって、完全に聞き取れなくても正解率は大幅に上がります。
先読みが重要!Part3,4のポイント
ポイント
Part3,4に関しては、質問を先読みする事が重要です。
これも「公式問題集」を解く事で時間や先読みに慣れるのですが、私の場合は
- ガイダンスの間にPart3、Part4の最初の1問の質問、回答を読んで重要点だけ暗記
- Part3,Part4の問題を聞きながら回答する。
- Part3,4の質問文を読んでいる間に次の問題の質問文を読む
- わからない、聞き取れなかった問題は諦めて適当に塗りつぶして次の質問文を読む
これだけでも点数は上がると思います。
日々の勉強として毎日続ける事が大事なので、Part3なりPart4なり1日1質問と決めて、完全に聞き取れるようになるまで繰り返し聞いて解いていました。
耳を英語の発音、流れに慣らす意味合いが強いです。

アプリと公式問題集をひたすら解く事によって、TOEICのリスニングセクションの点数は取れるようになると思います。
最後まで塗りつぶす
TOEIC新形式のリーディングセクションの対策
私も、TOEICのリーディングセクションについては、苦手意識があるのですが・・・・。
ポイント
TOEICのリーディングセクションの対策は、とにかく時間配分を大事に!最後まで設問を解ききる事です。
TOEICのリーディングセクションの時間配分として
- Part5は1問平均20秒、Part6は1文書平均2分でPart7に55分以上あてる
- 時間がかかる問題は切り上げて、Part7の長文読解問題に時間をかける
Part5,6は選択肢を読んで、「問題を全文読まなくても解ける問題(5秒問題)」と「読まないと解けない問題(約30秒問題)」に切り分ける練習が必要ですね。
Part5,6も公式問題集で、ひたすら練習しています。
Part7はとにかく長文に慣れる&問題を1度読んで理解する事(2,3度読み返さない)が大切なので、慣れるしかないですね。
まとめ TOEIC新形式になっても従来の対策で時間配分も同じで大丈夫です
TOEICは新形式になっても時間配分は変わらず、設問数と設問形式が変わりましたが、従来どおりのTOEICの勉強法で対応できます。
新形式になってからのTOEICを受験された方を見ていても、問題点の難易度は変わっていないとの事です。



かんたん説明
つまり、従来どおりのTOEIC対策のやり方で時間配分に気をつける事を心がければ、点数はおのずとアップしていきます。
私も受験する予定(まだいつかは未定)ですが、頑張ってスコアアップを目指します!
セブ島に英語留学したい人は参考にしてください。
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